地元民の憩いの場だったコントワール・メディテラネ最終日でした。20年の歴史に幕です。
コントワール・メディテラネ最終日 – Spherical Image – RICOH THETA
コントワール・メディテラネはいつも行っているサバンナ・カフェの姉妹店です。
12年前から友人のcoCoちゃんが看板娘になって、彼女のエネルギーにひかれてやって来るお客さんも多い店でした。
そのcoCoちゃんも働き始めた頃はまだフランス語が話せなくてリシャールと英語で話していたといいますから、ずいぶん月日が経ったものです。
思い出の場所が閉店するのは寂しいけど、そのかわり本店であるサバンナカフェがランチを始めるのが嬉しいです🍴😻
それにしてもこの日驚いたのは、常連客ヴァレリー(仮名)の話。
よく顔を合わせる全く男っ気のない独身中年女性なのですが、19歳のときに親が決めた婚約をして20歳で結婚、のはずが、結婚式当日に式場から逃げ出したと言うのです。
理由は「怖かったから」とのこと。
彼女のお父さんは公証人でブルジョワな家柄らしく、招待客500人の立派な式だったそうです。
「そんな映画みたいな話、ほんとにあるんだ…」
まさに「人に歴史あり」という言葉をしみじみと反芻したのでした。