15/2/2005

中有に想う

昨年末に亡くなった祖父の今日は四十九日。
年末の帰国は結局間に合わず、こういうとき遠くに住むと距離が大きく横たわるのを感じる。
僕は両親にはほとんど似ていないけど、この母方の祖父にそっくりだ。顔だけでなく、洋梨とか好きなのも隔世遺伝かも。
けれどもおじいちゃん子だったかというと、そういうわけでもなく。むしろ祖父は世捨て人に近いというか変わっていて、小学校に入る頃から祖父母の家で暮らしてきたけれども子どもの頃の僕にとって謎の人だった。

続きを読む

  

Comments (2) 追悼文 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2005/02/15 01:09
9/2/2005

日本代表戦ネット中継

05

海外に住むと諦めなければならないことのひとつにサッカー日本代表の試合がほとんど見れない、というのがある。一昨年のコンフェデレーションズ・カップのようにフランスへ来てくれれば別だけど、肝心のワールドカップ予選のテレビ観戦なんて望むべくもなし…。
 
そんなある日、サッカー大好きのケイくんとiChatを使ったビデオチャットをしているとき、彼がふとカメラをテレビに向けた。
おおっ!?けっこう見れる!
これはひょっとして、テレビをライブ中継できるかも?
ふたりが同時に考えたのは、当然ワールドカップ予選のことだった。
 
そんなわけで今日の対北朝鮮戦。ケイくんが事前にばっちりカメラをテレビに向けてセッティング (笑) しておいてくれた。放送開始の午後7時はこちらでは午前11時、果たしてサッカーの試合をウェブカムで見れるのか!?

続きを読む

  

Comments (2) so foot !? Tags: , , , , , — Kyo ICHIDA @ 2005/02/09 23:47
29/12/2004

間違いメール

フランスにKYOというバンドがいることは以前から知っていた。
同じ名前だし、成功するといいなと思っていた。
インディーズだった彼等は去年大ブレーク!今や押しも押されぬ人気バンドに。
 
するとちょいと困ったことが起こり始めた。
来るんですよ、間違いファンメールが。しかも大量に!
 
ほとんどは若者だけど下は10歳の小学生から上は子どもがファンだというお母さんまで。
あんたたち最高にクールだぜっ!
いや彼等はクールだろうけどここはちっともクールじゃないって!
最初は送り先を間違ってるよ、と返信してたけどギブアップ。
でもさすがにこんなメールを貰うと放置もできない。
 
私はあなた方がオセールにコンサートにいらっしゃる×月×日に15歳の誕生日を迎える双児の女の子の母親です。
おりあしく私はあの子たちにあなた方に会いに行くためのチケットを買ってやることができませんでした…。
もしも、もしもあなた方が『引出し』にチケットを2枚お持ちでしたら、お送り下さることは可能でしょうか?それはあなた方に会いに行くことを夢見るあの子たちにとって計り知れない大きな喜びとなるでしょう。
もしかしたら頂けるかも知れないあなた方からのお返事を待ちながら、先に心からのお礼を申し上げます。

 
「マダム、残念ながら送り先が間違っていますので正しいメールアドレスをお知らせします。お子さん達がコンサートに行けますように」
で、件のメールをバンドのメアドに転送。その後どうなったかは知らないけれど、そんなわけで以来こういうメールが届くと本人達に転送することにしました。
 
(解決策としては根本的に間違ってる気もするけど。マレフィスのメールフォームから来るんだよなー)

  

Comments (0) フレンチ・ポップス,フランス Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2004/12/29 00:43
27/12/2004

心を亡くす?

悲しいかなキャパシティの低さ故、忙しいと仕事以外のことは全て後回しにしてしまう。プライベートの時間も限り無く減って、このところ仕事以外の人とほとんど会ってないし…。
これじゃ友だち居なくなっちゃうよっ!
 
このブログの存在すらも忘れていたら唯一の読者Chiekoさんに笑われた。ごもっとも!
人として、こんなことではいかんっ。とにかく更新だっ!
忙しネタだけはよそうと思ってたんだけど…でもあと半年このペースが続きそうだし…。

続きを読む

  

Comments (7) 未分類 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2004/12/27 00:31
7/11/2004

マレフィス

先日タクとAlésia教会近くのレストランZEYERに牡蠣を食べに行った。これは毎冬恒例の行事なんだけど、今年はちょっと早め。山盛りの牡蠣でSancerreを飲みながら、珍しく彼の方からマレフィスの話に。
 
意外にも彼は自分達の、マレフィスのCDを1枚も持っていない。実際今彼の周囲にいる人達は彼が昔ミュージシャンをしていたことすら知らないんじゃないかな。
そういえば彼は暫くの間全く音楽を聴けなくなったとリュンヌから聞いたことがあった。
ここ2〜3年でだいぶ回復(?)したようで、彼がうちに来たときたまたまBGMでマレフィスがかかって「ちょっと聴いてみようかなぁ」というので喜んでCDを作者にお貸しした。(そのCDは誰かが「貸して!」と持って行ってしまったらしいけど)

続きを読む