気分転換に朝っぱらから映画を観に行く。(朝イチは安いんです、5.70€=約770円也)
大好きなミシェル・ゴンドリーの新作”Eternal Sunshine of the Spotless Mind“、傑作。初め手持ちカメラの映像と現実にはちょっとありそうもない出会いに感情移入しにくいなぁと思ったら、ジム・キャリーの表情が激変するオープニング・タイトルで一気に持っていかれる。ネタバレは許されない映画なのでもちろん詳しくは書きませんが、何気ない伏線のはり巡らされた脚本は素晴らしく、アイディアに溢れた映像はまさにゴンドリー節炸裂! 全てが実によく計算されていて「あー、なるほど!」くすくす笑えて、そして、せつない…、そんな映画です。
あと、当然ながら音楽も、ベックのカバーした”Everybodys Gotta Learn Sometimes“凄くいいです。
新潟県中越地震
新潟中越地震「現地発」情報 地域別整理blog
地震のことが頭から離れない。
今は地震のない国に居るけれど家族の住む東京の家は古い。海外に住む者にとって最大の心配は離れている家族のこと。もしも、の場合に距離は非情でしかない。
阪神大震災のときわびすけは当時の恋人が大阪に、僕は初めてつきあった人が神戸に居た。友人達も居た。安否が確認できるまで激しい不安と戦いながら、しかしなす術もなかった。
家族が被災した場合、助けに行きたくても地面が平らな場所にしか行けない自分に何が出来るというのか…。人としての存在意義を失うほどの無力感に苛まれることになるだろう。と言うより既に感じている。
もし帰国中に大地震に遭えば、死ぬ可能性が高いだろう。どんなふうに家が崩れ、骨が砕けるかが想像できるけど、現実はさらに酷いかもしれない。もし生き残ったとしても子どもの頃のあの経験以上に過酷な状況が待っているだろう。結局居合わせても居合わせなくても地獄。
どちらの場合になっても運命として受け入れる覚悟を決めた。
ジーコ
いよいよワールドカップ一次予選最大の山場。オマーン戦はいつになくずっと嫌な予感がしていたけども、ジーコは「もっと信頼してくれてもいいのに」と言っている。それもそうだ。勝利を信じなくてどうする!!
全ての杞憂を払拭するゴールを決めて最終予選に進んで欲しい。(久しぶりにドイツ行きたいし!)
超閑話
親子の会話
MSのSamさんこと古川さんのブログを読んでいたら、LED ZEPPELINの来日公演でボーナムの投げたスティックを古川さんが空中キャッチされた話が。す、凄いっ、凄過ぎるっ!……反射神経が。じゃなくて、歴史的な意味でも感動モノだ。ボンゾのスティックをキャッチするなんて、イチローのホームランボールを捕るより難しいぞっ、ていうかとっくに不可能だし。
そういえば以前ロスのインターネット・ワールドに連れて行っていただいたとき、Appleのブースで飛んできたOS XのTシャツを素早くキャッチして僕にくださったのを思い出した。俊敏な動作だった…。
それはさておき、このブログの親子のやりとりは最高。母上に悪態をつく若き日の古川さんの言動をたしなめる息子さん、いいなぁ。(たまたま古川さんのお母様にも面識があるのですが穏やかで上品な素晴らしい方で、古川さんの学生時代の悪たいはあまりにミスマッチというか、今となっては全く想像もつきません)将来が楽しみな息子さんである。