僕の本職はインターフェースデザインだけれど、96年頃からはウェブの仕事も多くなった。ウェブ制作をしていると、子どもの頃好きだったプラモデルや模型作りを思い出す。Photoshop等で部品をせっせと用意して、仕組みやどう配置したら効率的かを考えながらHTMLやスクリプトを書くのは楽しい。そういう点では楽しみが仕事になるなんてありがたいことだと思う。しかもVRMLやShockwaveに始まり、XMLやサーブレット、PHPにSPIPと次々新しいおもちゃが出て来るし。
その座り方…
音楽祭
今年のFête de la musiqueは数年に一度あるかないかというほどコンディションが良くて、全く疲れなかった。一晩中ドラムを叩いていたかったほど。
演奏内容の方は、Yannの希望で人気曲のカバーをぐっと減らしてオリジナル10曲ほどをヘビーローテーション。
誰も脚を止めてくれないんじゃないかな?と思ったけど、歌詞を聞き取れるようにTaroがPAセッティングしてくれたおかげで意外にちゃんと聴いてもらえた。
しかもよせばいいのに、オリジナルデモCD即売するし…。
これは絶対売れないだろうと思ったら、最終的には用意していた30枚完売(汗)
うっかり買っちゃった人にはほんとゴメンなさいというか、お気の毒としか言いようがないです。
くたばれ!ハリウッド
実は人は成功から学ぶべき、らしい。
ハリウッドの名物プロデューサー、ロバート・エヴァンスの自伝『くたばれ!ハリウッド』の中で著者エヴァンスが成功の秘訣を伝授される部分がある。
「成功から学ぶんだ。失敗からではなく、な。なぜ上手く行ったのかをとことん分析するんだ。成功は味わえば味わうほど味わいやすくなるぞ。失敗も同じだ。 いいか、成功から学ぶんだ。それが秘訣だ。誰にも言うなよ」
本が手許にないのでうろ覚えだけど大体そんな内容だった。
読んだとき、へぇ〜と感心すると同時に、はたと困った。
分析しようにも、今までの人生で成功した経験が皆無なんだけど。それこそ思い出されるのはここぞ!というところでチャンスを逃してばかり…。
やっぱり僕のような凡人は失敗から学ぶのがやっと、そして益々失敗を味わいやすくなるハメに……たはは。
コンフェデ 対コロンビア戦
実は人は失敗からは学べない、らしい。
それにしても「これがワールドカップ予選でなくてよかった。W杯予選ではもうこんなミスしない」は最悪の言い訳。コンフェデでミスする人間がW杯予選ではミスしないとは考えにくいよ。説得力がなさ過ぎる。昨年W杯でトルコに敗れたミスの教訓も結局生かされなかったし。
奇しくもコロンビアといえば、98年大会でオウンゴールしてしまったディフェンダーが帰国後射殺された国。
ミスは仕方ない、という風潮があるけれどミスした方が負けるのが勝負。確かにフォワードは遥かに数多くのミスをしたけれど、ディフェンダーの一度のミスがもたらす結果は遥かに残酷だという点で、シュートを外すこととは質が違う。
執念の希薄、集中力の欠如、精神的な甘さ……祈るような謙虚な気持ちもなく、日本代表はまるで日本社会そのものの弱点をも代表しているかのよう。
今ジーコ監督を責めてもなぁ。くだらない、そして致命的なミスをした選手を次回は代表に選出しないことで、選手達の緊張感や意識を改革していくように期待したい。