31/8/2003

音楽祭

今年のFête de la musiqueは数年に一度あるかないかというほどコンディションが良くて、全く疲れなかった。一晩中ドラムを叩いていたかったほど。
演奏内容の方は、Yannの希望で人気曲のカバーをぐっと減らしてオリジナル10曲ほどをヘビーローテーション。
誰も脚を止めてくれないんじゃないかな?と思ったけど、歌詞を聞き取れるようにTaroがPAセッティングしてくれたおかげで意外にちゃんと聴いてもらえた。
しかもよせばいいのに、オリジナルデモCD即売するし…。
これは絶対売れないだろうと思ったら、最終的には用意していた30枚完売(汗)
うっかり買っちゃった人にはほんとゴメンなさいというか、お気の毒としか言いようがないです。

  

Comments (0) パリ,Drums Tags: , , , — Kyo ICHIDA @ 2003/08/31 00:54
23/6/2003

くたばれ!ハリウッド

cover

実は人は成功から学ぶべき、らしい。
ハリウッドの名物プロデューサー、ロバート・エヴァンスの自伝『くたばれ!ハリウッド』の中で著者エヴァンスが成功の秘訣を伝授される部分がある。

成功から学ぶんだ。失敗からではなく、な。なぜ上手く行ったのかをとことん分析するんだ。成功は味わえば味わうほど味わいやすくなるぞ。失敗も同じだ。 いいか、成功から学ぶんだ。それが秘訣だ。誰にも言うなよ

本が手許にないのでうろ覚えだけど大体そんな内容だった。
読んだとき、へぇ〜と感心すると同時に、はたと困った。
分析しようにも、今までの人生で成功した経験が皆無なんだけど。それこそ思い出されるのはここぞ!というところでチャンスを逃してばかり…。
やっぱり僕のような凡人は失敗から学ぶのがやっと、そして益々失敗を味わいやすくなるハメに……たはは。

続きを読む

  

Comments (0) 映像・映画, Tags: , , , — Kyo ICHIDA @ 2003/06/23 23:49
22/6/2003

コンフェデ 対コロンビア戦

実は人は失敗からは学べない、らしい。
それにしても「これがワールドカップ予選でなくてよかった。W杯予選ではもうこんなミスしない」は最悪の言い訳。コンフェデでミスする人間がW杯予選ではミスしないとは考えにくいよ。説得力がなさ過ぎる。昨年W杯でトルコに敗れたミスの教訓も結局生かされなかったし。
奇しくもコロンビアといえば、98年大会でオウンゴールしてしまったディフェンダーが帰国後射殺された国。
ミスは仕方ない、という風潮があるけれどミスした方が負けるのが勝負。確かにフォワードは遥かに数多くのミスをしたけれど、ディフェンダーの一度のミスがもたらす結果は遥かに残酷だという点で、シュートを外すこととは質が違う。
執念の希薄、集中力の欠如、精神的な甘さ……祈るような謙虚な気持ちもなく、日本代表はまるで日本社会そのものの弱点をも代表しているかのよう。
今ジーコ監督を責めてもなぁ。くだらない、そして致命的なミスをした選手を次回は代表に選出しないことで、選手達の緊張感や意識を改革していくように期待したい。

  

Comments (0) so foot !? Tags: , , — Kyo ICHIDA @ 2003/06/22 00:46
20/6/2003

コンフェデ 対フランス戦

おいおいフランス、またPKかいっ!
それにしても素晴らしいフリーキックだったなぁ…。はー、いいものを見せてもらいました。目の保養。

  

Comments (0) so foot !? Tags: , , — Kyo ICHIDA @ 2003/06/20 00:44
18/6/2003

コンフェデ 対ニュージーランド戦



そんなわけでコンフェデ開幕戦日記。6/18晴れ。目覚めたら、前日まで落ち着かなかったのが嘘のように「今日は素晴らしい日になる予感」が根拠なくやってきた。 18歳でパリにサッカー修行にやってきた遠藤浩行くん、わびすけとともにまだ人影まばらなSTADE DE FRANCEへ。 パリには約1万人の日本人が住んでいるらしいけど、全員が来たとしてもこのスタジアムは全然いっぱいにならない。日本から応援に駆けつけたたくさんのサポーターとニュージーランドサポーター、それからこどもを連れたサッカー好きのフランス人等で3万6千余りの入場者数。収容人数の約1/3強か。
練習が始まるとニュージーランドチームの予想以上の技術の低さが見て取れた。トラップが大きいし。ラグビーの試合じゃなくて良かった!?
「今日はトルシエさんも来てるんじゃない?」なんて言ってたらやっぱり電光掲示板のスクリーンに映されていた。
応援の雰囲気はまるで親善試合のように緊張感がなかったけれど、やはり勝ち試合は格別。 中村俊輔選手の2ゴールは背番号10のユニフォームを着て応援する僕まで何だか誇らしい気持ちにさせてくれたし中田英寿選手のミドルシュートはローマ時代のユベントス戦を思い出させる美しいゴール。フランスのこどもたちも「NAKATA, NAKATA!」と歓声を上げていて微笑ましかった。
日本が3点とると後ろにいたこどもたちが「1,2,3−0!(ェアン,ェドゥー,トロ”ワッゼーロ”ッ!)」と懐かしい節まわしで歌い出す。5年前のワールドカップ・フランス大会の決勝以来流行ったフレーズなんだけどこれを歌える機会が来るとはラッキー!
力の差を考えれば日本ももっと得点できそうだったし、コロンビアやフランスがこの調子のニュージーランドと戦えば5−0や7−0くらいにはなって、日本の3得点の評価は下がってしまうかもしれない。けれど個人的には「はぁ、そんなの歌ってみたいっす」と羨ましく思っていたスコアなのでこの際よしとしよう。
スタジアムを後にするべくエレベーターに乗ると案内のお姉さんが「どっちが勝ったの?」「こっちさ!」「スコアは?」「3−0!」「まぁ!おめでとう!」「ありがとう!」あれ?このお姉さん僕たちが客席に入ったときもエレベーターに乗っていた。ひょっとしてずっとエレベーターの中に!?たいへんな仕事だなぁ…。
試合途中で合流した、フランスへ帰国したもののこんどは「やっぱり日本の方が仕事がしやすい」と悩むケイくん、ヨージ・ヤマモトで働く玄くんらと5人で近くのサッカー・カフェへ。晩餐しながら大画面でフランス対コロンビアを観戦。さっき見た試合とはスピードも激しさも別次元。優勝候補のフランスが辛勝したものの、コロンビアに勝つのも簡単ではなさそうだ。
帰り道、ユニフォームを着ている僕たちにまた「どっちが勝ったの?」と声がかかり、エレベーターとまったく同じ会話を繰返す。「尋かれると気持ちいいっすね!」と玄くん。フランスを応援するという画家のお父さんと喧嘩になったそうだ。「そんなこと言う奴がいるから日本はいつまでたっても駄目なんですよっ!」と爽やかに笑う。
次の試合まで束の間、3−0の満足をかみしめよう。

  

Comments (0) so foot !? Tags: , , , — Kyo ICHIDA @ 2003/06/18 00:39