27/7/1999

ウッドストック

ウッドストック’99で一部暴動や略奪が起こったと聞いて改めて考えさせられた。
このイベントは特別な年だった69年と同じくウッドストックの名を冠してはいるが、時代背景や観客のみならず主催者や出演ミュージシャンの意識も当時とは全く違っている別もの。30年間で世の中は随分変わったが、失ったものも計り知れない。もはや束の間の幸福な幻想すら共有することが難しい時代なのだ。残念ながら僕達ほとんどがそのことにいつのまにか気づいていた。

  

Comments (0) 音楽 Tags: — Kyo ICHIDA @ 1999/07/27 03:40
4/4/1999

ホドロフスキー

ジョン・レノンが配給権を持っていたことでも知られる「エル・トポ」の監督、ホドロフスキーの「サンタ・サングレ(聖なる血)」は面白いよね!と言ってもなかなか同意してもらえない。というか周りに観た人があんまりいない。何年か前にこの映画を初めて観に行ったときは他にもお客さんけっこう入っていたのに・・・。
ホドロフスキーは近年フランスでメビウスと仕事したりしているけど大友克洋にもシナリオを書いている。友人がそのシナリオを日本語に訳すバイトをしていた。

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Comments (0) 監督,映像・映画 Tags: — Kyo ICHIDA @ 1999/04/04 03:13
1/4/1999

相席

バンド仲間のデザイナー春田くんが勤める某広告代理店のベテラン営業S氏のエピソード。
若かりし頃の真夏のある日、S氏は軽井沢のかき氷屋へ入った。その日は暑く満席だった。「相席でよろしいですか」と店の人に案内され3人家族のいる4人用テーブルにつく。 隣の男性は外国人だった。子供はハーフらしく、とてもかわいい。母親とおぼしき女性は日本人だが何かで見覚えがある・・・(ん、オノ・ヨーコだ!)
っということは・・・・・!!!!!
リアルタイムにビートルズを聴いてきた世代であるS氏にとって神にも等しいスーパースターの家族に突然囲まれ、あたまの中はまっしろに。そのとき彼のあたまを支配したのは「話しかける」でも「サインをもらう」でもなく(とっ、とにかくはやく喰わなくちゃ)という緊急指令だった。
冷たさのせいであたまがキンキン痛むのをがまんして超速でかき氷をつめこんだS氏は、心臓が止まる前にその店から速攻で逃げだした・・・。

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Comments (1) 本当にあった笑い話,音楽 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 1999/04/01 03:12
23/3/1999

リズム系

ウンジャマ・ラミー面白すぎ。だんだんギターを弾いているような気分になってくるし。しかもちゃんとパラッパでもプレーできるようになっているのがうれしい。ところで最後の曲の2回目サビ部分のマーさんのドラミングは泣かせる。そう、あのハイハットが・・・

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Comments (0) 未分類 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 1999/03/23 03:25
4/9/1998

ペヨーテ

数年前、バンドの仲間達とサボテン公園へ寄ったときのこと。ここではたくさんの宇宙からの贈り物に混じってなぜかペヨーテも売られている。ペヨーテはメキシコのヤキ・インディアンが儀式の時に用いる幻覚作用のある植物で、カルロス・カスタネダの本とか読む人はよくご存知のあれ。好奇心旺盛な春田くんがさっそく購入しようとレジへ。するとレジのおじさんが歌うように「ひとつじゃ効かないよ〜」と宣った。
そう、本来は約1年間瓢箪で乾燥させきざみを吸うのだが経口摂取する場合は5個くらい要るそうだ(ただし激しい吐き気と腹痛を伴うらしい)。めげずにお金を払って鉢植えを受け取り、立ち去ろうとする春田くんに件のおじさんとどめのひとこと「食べちゃわないで育ててね〜」

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Comments (0) 本当にあった笑い話 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 1998/09/04 03:20