Global Candlelight Vigil for Peaceにわびすけと参加。Place de la Republiqueでは大勢の人々が集まるとわかっていたけれど家から比較的近いDenfert Rocherauへ。ここは昔留学時代に住んでいた懐かしい界隈でもある。パリでの6箇所のうち、ここへ集まったのはわずか16人。フランス、ベトナム、アメリカ、イタリア、ポルトガル、日本と、様々な国の出身者で蝋燭の火を分け合う。
さとなおさんが書かれているように「数」が大事であることは確かで、その点ではとほほなのだけれど、少人数であるが故に参加者全員がお互いに言葉を交わし穏やかな時間を共有することができた。また、集まった場所は激しく車の行き交う大きな交差点のまん中の彫像側のわずかなスペースだったので、人数が多いとペンギンの大軍が乗った流氷のように誰かがはみ出して車にひかれたかも??などという冗談はともかく、話題はブッシュ政権やイラク問題について、平和について、そしてなぜか寿司にまでおよび、束の間そこには、そしていたるところに、確かに平和があった。
16/3/2003