今回は僕と同じくフランス語で苦労してる人限定な話ですが、そういう友人も多いのでたまにはいいかと。
書類社会フランスではどうしても手続き等のために手紙を書かなきゃならない機会が増えてきますよね。
友だち宛ならともかく、独特の行政用スタイルみたいな言い回しをしなきゃならないので難しいし面倒です。
まずは悪い例 (笑) 僕が書いた簡単な送り状:
Monsieur,
Je vous remercie d’avoir répondu à mon e-mail.
Je vous transmets ci-joint, le courrier que j’ai reçu de M. Machin. Je vous joins aussi la note qu’il m’a laissé.
Je vous prie d’agréer, Monsieur, mes salutations distinguées.
で、書いた手紙の間違いを直してもらおうと同僚に見せたところ、
「個人的にはいつも Je (私) で始まるフレーズばっかになるのは好きじゃないんだよね」
あ〜なるほど、それ凄いヒントかも!
というわけで同僚が添削してくれたなるべく Je で始めないバージョン:
Monsieur,
Laissez-moi vous remercier de votre réponse au courrier électronique que je vous avais envoyé le 23 juillet.
Vous pourrez trouver ci-joint, comme convenu, le courrier que m’a fait parvenir M. Machin. Je vous joins aussi la note qu’il avait laissé sur mon pare-brise.
Je vous prie d’agréer, Monsieur, mes salutations distinguées.
ぐっとそれらしくなりました。最後の決まり文句はあっさりCordialementでも。
確かに Je から始まる文ばっかりだと私が私が!ってかんじで幼稚っぽくなりがちかも。ちゃんとフランス語を勉強してきた人にはたぶん常識なのでしょうが僕には新鮮だったので載せてみました。(ちなみに僕の仏語はへもへもです。もっと冗談とかくだらないこと言いたいんですが)
和訳:
メールへのご回答どうもありがとうございます。
取り決め通りホニャララ氏から届いた郵便物を転送しますのでご査収下さい。
ホニャララ氏がフロントガラスに残していたメモも添付いたします。
敬具
そうこれ保険会社とのやりとりなんですが (苦笑)
こうして見ると日本語は主語を省略できるので簡潔に表現しやすいですね。たとえ曖昧と言われようとも捨て難いおくゆかしさというかユニークな言語だと思います。
大変勉強になりましたっ!
マコさんにそのように言っていただけるとわっ!
国際結婚しいてるみなさんはさすがにどんどん語彙も増えて上達していくというのに、夫婦で日本語ばかり喋ってしまうのでヤバいです・・・しかもネットのおかげで日本語の文章やテレビ番組見ちゃうとホントもうヤバヤバです (^^;)
あぁ。。。わかる!こういう手紙書くの凄く難しい!私も昨日lettre de motivation友達に治してもらいました。笑
あー、lettre de motivationって書くの大変そう!
ん!?それを書いてるってことは☆!♪
この苦労、すごくわかります!!私は学校でビジネスフレンチクラスをとっていたので、学校でビジネスレターや苦情の手紙等の例文を散々勉強したのですが、未だに自分ではうまく書けないのです・・・。
ついJeで始まる文章の連続になってしまうんですよね(泣)
な〜みんさん、なるほどさすがビジネスフレンチクラス! やっぱり苦情の手紙はフランスでは必須なんでしょうかね!?
全ての文がひとつ残らずJeで始まる、という状態さえ避ければOKなんだと思うんですが。
同僚からは「フランス人でもちゃんと書けない人多いからさぁ」と慰められます(苦笑)