美大受験の思い出話を書いたことでムサビの同窓生と当時の話になって、
「隣のB組に1年から2年に上がるときに辞めた池◯さんっていたよね?」って言ったら誰も彼女のことを覚えてなくて、B組で席が近かったはずの人にも思い出せないって言われて「座敷わらしだったんじゃないか」疑惑が浮上… https://t.co/o4HIEm1LNQ— Kyo ICHIDA (@KY0) September 20, 2020
「わたし辞めるんだ…」って直接聞いて寂しい感じがしたから覚えてたんだけど、記憶ってあてにならないし、誰も覚えてないっていうのも奇妙だし他の人には見えてない架空の人物だったのかな…
— Kyo ICHIDA (@KY0) September 20, 2020
同じ空間演出デザイン(以下空デ)の友人には、
「座敷わらしだと思うよ、最初から、いなかったもん」って言われて、
「えっ!」って思ったけどよくよく考えてみたら、
彼女は空デの人ではなくて、視覚伝達デザイン(通称視デ)だったことを思い出しました。
視デと空デと合同で受ける授業で毎週顔を合わせていたことと、
「わたし辞めるんだ…」って話を聞いたのが空デの教室の窓際だったので記憶がごっちゃになって、空デのB組だと思いこんでいました。
そしてわざわざ僕の教室に来てやめる話をしてくれたのは、彼女がぼくと同じ御茶の水美術学院の出身だったからなのでした。
ひどく忘れっぽいのが悩みでも、記憶を掘り起こすキッカケがあれば思い出せるものなんですね。
そして以前はあまり振り返らなかった過去に目を向けるようになったのは、それだけ歳をとったということなのでしょう。