おかげさまで弊社アーベーセー・ジャポンは法人化から21周年を迎えることができました。
今まで存続できたのは、素晴らしいクライアントの皆様に恵まれ、ご指導いただいたおかげです。
感謝の気持でいっぱいです!
昨年20周年の折はコロナ禍でとても祝える状況ではなく自粛…、ようやく感染者が激減してきたようで何よりです。
ロックダウン中は新しい働き方の模索もさることながら、まるでこれからの生き方を問われているかのようでしたね。
振り返ってみると、自分のしている仕事は学生時代には存在しませんでした。
急速に発展して今ではあって当たり前の日常になったインターネットですが、ウェブデザインってまだ歴史が浅いですよね。
昔、フォトショップやイラストレーターの使い方を教えるバイトをしていた環境造形会社でiNTERNET magazineの創刊号を読んで、すぐにホームページを作ってみたことを思い出します。
1994年のことでした。
ちょっと昔話になっちゃいますが、ウェブ黎明期はガチガチにテーブルを組んで凝ったレイアウトを実現していましたよね。
市松模様の半透過GIFを背景に敷き詰めて半透明の背景を実現したり。
当時はHTMLに解像度の概念が無かったので、印刷用だけ十倍の縦横サイズの画像を用意して綺麗にプリントできるようにしたり。
今となってはほとんど笑い話ですが、あの手この手の裏技を考えるのもまた楽しかったです。
最初のうちは仕事に於けるウェブ制作の比重はまだ少なくて、3Dも好きだったのでそちらの方向に行こうかな?と検討した時期もありました。
でも「3Dをやってもたぶん友達の役には立たないけど、ウェブならもっと身近なんじゃないか」と思ったんです。
それに設備投資が大変な3Dと違って、軽さが正義のウェブはPCに求められるスペックがシビアでないのも有り難い点でした。
そしてやっぱり、作ることが好きなんですよね。
子供の頃にプラモデル作りに熱中したような感覚に近いというか。
部品作りから動きまで自由度が高い分、もっと面白くて!
そしてコードを書いて思った通りに動いたときは、シンプルに嬉しいです。
まだコード書いてるの?って言われそうですがw
消えてしまった技術もある一方、その後もウェブは常に進化していてワクワクします。
そして昔とは比べ物にならないくらい複雑化しました。
次々に勉強することが出てきて大変ですが、それが今のところまだ苦になりません。
子供の頃はあんなに勉強大っ嫌いだったのに!
いや〜関数とか後で役に立つって解っていれば当時もう少し頑張れたかも?
近年はデザインやウェブ制作することそのものよりも、どうしたら価値を最大化できるか、しくみを考えることが仕事の中心になりました。
今までのモロモロの人生経験が活かせるので自分に合っている感じです。
ですがどんなノウハウもいずれ陳腐化します。やがて過去の経験が役に立たなくなる時が来るでしょう。
それまでの間、もう暫く楽しみながら役に立てたら嬉しいですね。
なにより、体調を崩すことなく仕事ができるって幸せなことだな〜ってつくづく思う今日この頃です。
そんな近況ですので、読んでくださったついでにこちらのページ↓に「いいね」していただけたら嬉しいです!
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