Windows版のBlender 3.2を使ってコースティクスのオプションは表示されるようになったものの。
どうも思うような絵になりません。
壁や天井に水面の反射を映したいだけなんですが…。
そんな折り、灰ならしさんのこちらの記事に「Cyclesでは反射コースティクスを表現できない(らしい)」という記述を見つけました。
なるほど〜。まぁ確かにCyclesのコースティクスは実装されたばかりですし、今後の進化に期待するとして。
ここは困ったときのLuxCore!
やはりコースティクスが必要な場合には、当面は頼りになるのは物理レンダラーですね。
とはいうものの実は「物理」という響きにロマンを感じているだけの文化系なので、他のレンダラーとどう仕組みが違うのかとか理解していませんが。
Blender 2.93にBlendLuxCore v2.6という組み合わせでレンダリングしてみました。
だって凄く暑かったんだもん、って言っても大家さん許してくれないだろうなぁ…🥺#b3d #Blender3d #blender #LuxCore pic.twitter.com/KoZu5fA2dk
— ky01da (@KY0) July 29, 2022
などというやや不謹慎な冗談はさておき🫢
水面の反射が壁や天井を照らすコースティクスが実はBlender標準のCyclesでは表現できないってことで、フェイクではなく物理レンダラーで試してみました🛠️
PCが発熱するので低解像度のドラフト画質でテスト💻🔥🌡️🥵— ky01da (@KY0) July 29, 2022
「フェイクではなく物理」という書き方が友人の誤解を招いたようです。
Blenderのレンダラーはコースティクスには対応したものの、その反射までは描画できないので、必要な場合はノードを使ってフェイクでシミュレーションすることになります。今回はそうではなく、物理法則に則って正しくレンダリングすることを目的としたオープンソースのレンダラーを使ってみたテストです。
紛らわしい書き方になりましたが決して物理的に実在の部屋を水浸しにしたわけではありません(^^;)
CyclesのテクスチャノードをLuxCoreRender用に設定し直すのが地味に面倒だったけど、よく見たらUse Cycles Nodesっていうオプションがあった😳
これをチェックするだけでよかったのでは…😅でもまだ全てのノードに対応しているわけではないとのこと🧐 pic.twitter.com/nIhifdkMl1
— ky01da (@KY0) August 1, 2022
1秒間15コマでループさせています。
水面の動きをループさせる方法はこちらに。