ら抜き言葉は日本語学習者には合理的!?
めっちゃウザがられそうで恐縮なんですが、いきなりプチ自慢?からはいります。
学生の頃、英数が苦手な落ちこぼれでしたが国語は好きで得意科目でした。
どの程度得意だったかというと、中三最後の全国共通学力テストで国語だけ偏差値80でした。Wikiによると偏差値80は全体の0.13499%だそうですが、それでもうちの公立中学校にはT丸さんという秀才がいて国語でも全然かないませんでした。
(T丸さん、もしも偶然これをご覧になったら、中学のときの国語の先生が懐かしがっているので連絡ください!)
当時ひやかしで社会見学的に通ってみた近所の駿台予備校でも授業中にビートルズの伝記を夢中で読みふけってしまうアホっぷりでひどい成績でしたが、国語だけは成績上位者リストに載ったことがあり、間違えるとしたらいつも漢字でした。今も漢字はますます書けなくなってるんですけどね…。
文法警察に見逃してもらうためのビミョーな前振りはこのくらいにしときます。
まぁそんなわけで、数少ない得意科目だった国語には愛着やこだわりもあり、なるべくちゃんとした正しい日本語を使うようにしなきゃいけないと思っていたのです。
なので、いわゆる「ら抜き言葉」にも違和感がありました。
ところが、日本語を勉強している友人に質問をされたりするようになってだんだん考えが変わってきたんです。
もうら抜き言葉は積極的に活用していってもいいんじゃないかと。
外国人にとっての日本語の難しさとは?
今日たまたま大阪出身の友人と「ら抜き言葉」の話になったのですが、関西弁ではら抜きが当たり前故に「ら抜き言葉」ということばを最近まで知らなかったそうです。
しかも関西弁では「ら」どころか「が」や「を」などの助詞まで省略してしまうとのこと。それでも通じるんですよね。
常々思うんですが、日本人って何でもコンパクト化するのが好きだし得意じゃないですか。
主語も省略して、略せるものはどんどん略して短くし、極めつけは旅の思い出までも五七五の17文字に圧縮。
しまいには「あ」「うん」の呼吸でコミュニケーションできちゃうんですから、もうほとんどテレパシーかっていう。
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猫の日
Chiharu Shiota “Where are we going?”
痔で貧血になって入院した話
ストレスは身体の弱い部分に出るっていう話をどこかで聞いたけど、どうやらそういうことなんですね。
トイレに行く度に鮮血が出るっていうのが暫く続いていたところ、ちょうど帰国したのでクリニックで検査を受けたらヘモグロビンが6.4で男性の正常値(15前後)の半分以下しかないとのこと。
どうも調子が悪いのは貧血のせいか〜いや〜どうりで氷が美味しいわけだ〜、ということで紹介状を書いてもらい実家から最も近い東大病院を最短週明けに予約。それにしても帰国以来日に日に体調が悪化していて、もうまるで何もする気が起きない。新しいカメラの箱を開ける気力すらない、まるでうつのような状態。
病院の予約が明後日に控えた土曜日の朝、ついに気分の悪さがどうしようもない感じに。ヘモグロビンが低下した分、必死に身体に酸素を送ろうとしているらしく激しい動悸、拍動性の耳鳴り、目のかすみ、その他諸々で、いやこれ月曜日まで保ちそうもないなぁと困っていると、
「私なら救急車乗るけど」とヨメからの助け舟。自分からは言い出しにくいんだよね、心配させるから。
じゃあ乗ります(小声)ということで救急搬送されることに。
母からは「機嫌が悪いのかと思った」とのお言葉。いや機嫌じゃなくて体調が悪いの。
予約していた東大病院は週末ということで断られ、次に近い日本医科大学付属病院に運ばれた。
この日医大は僕が生まれた病院で、小学生の頃2年近く入院した勝手知ったる縁のある病院。集中治療室で生死の境をさまよい、2週間後にやっと一般病棟に移った日、病室の窓に見たこともないくらいたくさんの虹が出たのを思い出す。あれから数十年、また助けてもらうことになろうとは。
採血やCTなどひと通り検査を受けて、医師にヘモグロビンの値どうでしょうか?と尋ねると、
「けっこう衝撃的な値でした」とのこと。このときの数値は4.8だったと後日知り、帰国後いつもよりたくさん食べていたのにわずか4日間で1.6落ちたことに。こうなると食べものでは追いつかないようで。
そのまま即入院決定、刑期2週間の宣告を受けたのだった。