多様性を許容し調和できない社会に真の明日は無いよね。
Ken Russell – Turandot : Nessun Dorma
とても懐かしい動画を発見したのでご紹介。
短編オムニバス映画『ARIA』から、ケン・ラッセルのTurandot
ケン・ラッセルといえば『トミー』とか『サロメ』とか『アルタード・ステーツ』とか、かなり変な映画いっぱい撮ってるイカレた監督というイメージが…。だけどときにハッとするような絵を見せてくれるんですよね、『バレンチノ』とか実在の人物モノも好きだったなぁ。
というわけで正直言ってファンなんですが、この短編がfavoriteでございます。もうね、多少やり過ぎようが変態だろうがオッケーだよ、こうゆうの撮るから好きだよケン爺さん。
記憶が上手く使えない
鼻毛の話
最近何が困るって、白髪が増えたこと。
いや別にそれ自体は困るほどのことじゃないんだけど、なにしろ鼻毛にも白髪がっ。
びっくりするぐらい長い白髪の鼻毛を発見してつい物思いに耽ってしまった。
まず思い出したしたのは友人が毎日凄く埃りっぽい現場で作業してたらやたら鼻毛が増殖しだしたと言ってたこと。
埃から身体を守る防御反応なのか、もうびっくりするぐらい鼻毛が増えちゃったのだそうな。
で、「鼻毛カッターがいいんですよー」と爽やかに笑う笑顔が印象的だった。
鼻毛カッターというものの存在を初めて知ったのは映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』でテレビのレポーターが使ってた場面。俗物キャラ作りにひと役買っていたっけ。
時は流れ、その後その友人の結婚披露宴に出たとき貰った引き出物のカタログを眺めていたら、華やかなグッズたちに混じって唐突に鼻毛カッターが。
今でも使わせていただいてます。それにしてもカタログにこんな形でメッセージを忍ばせるとはやるなおぬし。
なのに鼻毛カッターの攻撃をかいくぐってたくましく育つレジスタンス鼻毛も後を絶たない。
そういえば昔、ホームステイ先で一緒だった中国人女子がおもいきり鼻毛出しててびっくりした。しかも大量に。
上流階級の育ちでまぁそこそこ美人なのに、そんなことはおかまいなしに飛び出す鼻毛。さては彼女の部屋が埃っぽかったのだろうか?
とにかく真面目な話をしながら鼻毛を出すのは反則だと思う。
やっぱりテレビに出る人達には必需品なのかも。
「お嬢さん、鼻毛が出てますよ」と言えないときはそっと贈ってあげれば、きっと喜ばれない。
ことほどさように厄介者な鼻毛ですが、僕の鼻から飛び出たそれを発見しようものならわびすけは嬉しそうに
「カクレロ!」とか
「ヌカレル!」とか言いながら鼻の穴に押し戻そうとするのである。
そりゃあ確かに見つければ抜くけどさ。鼻の穴に指を入れてくるのはやめようよ。
では鼻毛はただ恥ずかしいだけの存在なのか?
何とか誇りとともに自立の道を歩ませてやれないものか?
バカボンのパパのようにヒゲとして通用するレベルまで育てるか、抜いた鼻毛を集めてストップモーションアニメでも作ろうか…。
う〜ん、やっぱり鼻毛は厄介な奴だ。
タマミは悪い子でした
今年は (今年も?) 年賀状を書いてません。せっかく年賀状を下さったみなさま、ごめんなさい。。。
追記:
なぜかこのところこのページにアクセスが増えているようです。
楳図かずお先生の名作『赤んぼ少女』(呪いの館)関係の記事を期待してクリックされた方にはたいへん申し訳なく…
お探しのものはこちらでしょうか?
電子書籍化されたのを機に僕も購入しなおしてみたんです。
小さい頃は楳図作品といえば恐怖の代名詞でした…。
8才の誕生日に友だちがくれた、文字通り『恐怖』という短編集の表紙を見るのがコワくてイヤで、おばあちゃんに本をどこかに隠してもらったんですが、忘れた頃に洗濯物容れの中からあの顔を見つけちゃって「ぎゃっ!」となったり…おばあちゃん隠し方が雑ぅ!
思えばきっと友だちもコワい本を手許に置きたくないからくれたのでしょう(苦笑)
『赤んぼ少女』はオトナになってから読むとあまり怖くはないですが、タマミが切ないんですよね……。
ネタバレしちゃいけないけど、あ、っていうかこのタイトルが既にネタバレかも?
まぁ「タマミは悪い子でした」で検索したりクリックするということは既にネタをご存知なのでしょう。
そして意外なことに、昔の紙の本と現在の電子書籍とでは随所で台詞が改変されていることに気づきました。
妻の持っていた昭和56年11月20日発行の49版『のろいの館』と電子書籍の『赤んぼ少女』を比べてみると、変更されていないページがないほどで、
「タマミは悪い子でした」も
「タマミは……わるい子でした」になり、その後に続くタマミの台詞が大幅に違います。
推敲されてわかりやすく、より感動的になった感じです。
ウェブと違って出版物は修正が容易ではありませんが、時を経れば「もっとこう書けばよかった」と思うことってありそうですから、再販を機に修正したのでしょうね。
ポリコレ的に修正を余儀なくされる表現もあるでしょうし。
さて、果たして本当にタマミはわるい子だったのでしょうか?
(かなり、わるい。)