29/7/2005

チャーリーとチョコレート工場

映画館が立ち並ぶモンパルナス通りのクライアントのところへ行ったついでに『Charlie et la chocolaterie』(Charlie and the Chocolate Factory 邦題:チャーリーとチョコレート工場) を観てきました。笑った〜♪
物語としてはジョニー・デップが「子どもに見せられるような映画に出たい」と言ってたのがうなずけるような子ども向けファンタジーで『ジャイアント・ピーチ』のような感じ、と思ったら同じロアルド・ダール原作だそうで。
でもそこはティム・バートン、笑いはかなーりブラック。各キャラも濃ゆくて、特に歌って踊るOompa-Loompas族のおじさん最高!ちょっとパラッパ的でもあるんですが、Veruca Salt (お金持ちのわがまま娘) の曲がとってもいかしてます。
それにしてもいいなーティム・バートン、好き放題してて!

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Comments (33) パリ,音楽,映像・映画 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2005/07/29 23:30
24/7/2005

フランスのテレビアニメ事情

Yann chante Goldorak

フランスのテレビでは以前から日本のアニメが数多く放送されています。特に今30代のフランス人はどっぷり日本アニメ育ちだそうで。若い世代も再放送で古い日本のアニメをよく知っています。
フランスで最も有名な日本のテレビアニメは何かと問われたら、たぶん『グレンダイザー』 (仏題は『Goldorak』)ではないでしょうか。『グレンダイザー』というと日本では『ガンダム』とかに比べて圧倒的に印象の薄いアニメですが、友人によるとフランスのテレビ局が日本からアニメを買う際『マジンガーZ』のような当時一番人気のものは高いので、人気がイマイチで安いものを選んでいたらしいのです。そのため、日本ではそれほどヒットしなかった and/or 知られていないアニメがフランスでは超メジャーだったりするから不思議。
その一例が『キャプテン・フューチャー』 (仏題は『Capitaine Flam』)。調べたらNHKのSFアニメらしいのですが全然知りませんでした。
今年のFête de la Musiqueの路上ライブでオリジナルのフレンチ・ロック以外にラスト1曲だけ、その『Capitaine Flam』のテーマ曲をやったところ…若者たち炸裂 (ビデオ参照) …さすが有名な曲は反応がいいです (汗)。
 
ちなみに曲の後で若者たちが叫んでいるのは「Goldorak! Goldorak!」、つまり「グレンダイザーはどうした?グレンダイザーを演れ」と (笑)。
(冷静に見ちゃうと恥ずかしいですが、なんか可笑しいので公開)

 

  

Comments (26) フランス Tags: , , , , — Kyo ICHIDA @ 2005/07/24 22:35
9/6/2005

ウォック

友人森山くんとIKEA (もうすぐ再び日本に進出するそうですね) に行ったときのこと。空港へ送りがてらまだだいぶ時間があったから寄ったんだけど、森山くんも小物をお土産に、わびすけは折り畳み式のテーブルとウォックという底が平らで電気の調理機でも使えるようになっている中華鍋を「前から欲しかったのよね」と購入。
お金を払ってレジを通ると強面のがっしりしたアフリカ系ガードマンが僕らの買ったものを睨みながら呼び止めるではありませんか。
「なにか?」
「これこれ、この鍋。何に使うの?」
「へ?コレすか」
「うん、実はカミさんに買ったんだけど、何に使うのかわかんなくて」
「あーこれは揚げ物とか」
「揚げ物かぁー」
「この網で油を」
「油を落とすんだね」
「そうそう、あと中華料理に便利ですよ」
「中華料理かぁ〜」
納得のご様子。きっと使い方を聞くべくこの鍋を買う客を待っていたに違いない。それにしても顔がコワいぞ。
「何かと思ったよね〜、それにしても何で使い方わかんない鍋を奥さんに買っちゃったんだろうね??」と盛り上がりました。
 

  

Comments (9) 未分類 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2005/06/09 22:24
8/6/2005

シャンゼリゼ大通りの石畳

通行止めの理由は翌日のテレビで判明。全長約2kmのシャンゼリゼにトラックやプール等を設置して、オリンピック招致のための1日限りのイベントをしていたのでした。ニュース映像をご覧になったと思います。
テレビでは夜を徹っして準備する様子がレポートされ「おお、フランス人が徹夜してるよ!」と妙なところに感心してしまいました。
そうか、石畳だといくらトラックのシートを敷いてもデコボコが伝わって走りにくいから舗装したのかな、それにしてもよくやるなぁドラノエ市長…と納得。
ですが本当に驚いたのは数日後でした。
 
日本がワールドカップ一番乗りを決めた6月8日、試合を見た後に車でシャンゼリゼを通ったらなんと、すっかり元の石畳に戻っているではありませんか!
鋪装のアスファルトなど跡形もなく、もちろんシャンゼリゼには石畳の方が風情があっていいのですが、短期間にどうやったのか想像もつきません。実は僕が知らないだけでこんなことは珍しくなく、毎年7月14日の軍隊の行進の度にも当たり前のようにこんなことしていたりするのでしょうか???
真偽の程は不明ですが、この件で「2012年のオリンピックはパリでやるといいかも、いや、パリでやるべき」と感じたことは確かです!

  

Comments (8) パリ,フランス Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2005/06/08 21:18
4/6/2005

教会のパイプオルガン

パイプオルガンを弾くアトムさん

翌日6月4日の昼、アトムさんの会社の敏腕ウェブ・プロデューサー津田かおりさんのご紹介で知り合った仲田薫子さんと再会。彼女は写真家植田正治氏のお孫さんで、マドリードで始まった回顧展のオープニングの後半日の予定でパリへ。素敵なスペイン語版図録をいただきました。回顧展は今後3年かけてヨーロッパを廻るそうです。
奇しくも薫子さんもわびすけもすいどーばた美術学院の出身で前回はどばた話で盛り上がりまくり。世界は狭いですね。
繊研新聞の松井さんも合流し、ボン・マルシェ食品館2階でブランチしていたところ、夕食をご一緒する予定だったアトムさんから電話で嬉しいお誘い、アトムさんのお友だちの紹介で教会の晩のミサの後パイプオルガンを間近で見せていただけて演奏も聴けるとのこと! 人に会うためギャラリーへ向かう薫子さん達と別れ、まだまだ明るい午後7時にレピュブリックの教会へ。

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