何だかんだで幸い潰れもせずに会社が創立8周年。それじゃということでパリ郊外のヤンの自宅でFête(ホーム・パーティー)をすることに。
仕事中でもSETIは当たり前な天文マニアのホセとスタートレックのDVDボックスを買ったばかりのヤンの好みで「宇宙のペンギン (スタートレック風)」がテーマ。当日は会社の関係者はスタートレックの衣装を着ることになり、いつのまにか地球外的なドレスコードやFAQもできてなぜか仮装パーティーに。
で、10/29当日。49人の参加者みんなそれなりにちゃんと仮装してくれて盛り上がった。夫婦で気合いの入ったスター・ウォーズ・コスプレーヤーなクライアントやペンギン服でヨチヨチ歩くカップル、なぜかララ・クロフトやピーウィー?までも。(でも奴ら拡大解釈で地球外的だからもちろんOK)
箱買いのシャンパンをあおり午後11時過ぎからバンドのライブ〜DJで朝方近くまでドンチャン騒ぎの踊りまくり。普通の住宅でBOSE 802をガンガン鳴らしてアコースティックドラムも叩いてるから、いくら諸聖人の日のバカンス中とはいえ近所迷惑この上ないんだけど、苦情が来ないのには訳がある。そう、ご近所さんもお招きしていたのでした…。
こちらから当日の混沌とした雰囲気を記録したなんちゃってパノラマをお楽しみ下さい。
いや、毎日は無理です
Eternal Sunshine : エターナル・サンシャイン
気分転換に朝っぱらから映画を観に行く。(朝イチは安いんです、5.70€=約770円也)
大好きなミシェル・ゴンドリーの新作”Eternal Sunshine of the Spotless Mind“、傑作。初め手持ちカメラの映像と現実にはちょっとありそうもない出会いに感情移入しにくいなぁと思ったら、ジム・キャリーの表情が激変するオープニング・タイトルで一気に持っていかれる。ネタバレは許されない映画なのでもちろん詳しくは書きませんが、何気ない伏線のはり巡らされた脚本は素晴らしく、アイディアに溢れた映像はまさにゴンドリー節炸裂! 全てが実によく計算されていて「あー、なるほど!」くすくす笑えて、そして、せつない…、そんな映画です。
あと、当然ながら音楽も、ベックのカバーした”Everybodys Gotta Learn Sometimes“凄くいいです。
新潟県中越地震
新潟中越地震「現地発」情報 地域別整理blog
地震のことが頭から離れない。
今は地震のない国に居るけれど家族の住む東京の家は古い。海外に住む者にとって最大の心配は離れている家族のこと。もしも、の場合に距離は非情でしかない。
阪神大震災のときわびすけは当時の恋人が大阪に、僕は初めてつきあった人が神戸に居た。友人達も居た。安否が確認できるまで激しい不安と戦いながら、しかしなす術もなかった。
家族が被災した場合、助けに行きたくても地面が平らな場所にしか行けない自分に何が出来るというのか…。人としての存在意義を失うほどの無力感に苛まれることになるだろう。と言うより既に感じている。
もし帰国中に大地震に遭えば、死ぬ可能性が高いだろう。どんなふうに家が崩れ、骨が砕けるかが想像できるけど、現実はさらに酷いかもしれない。もし生き残ったとしても子どもの頃のあの経験以上に過酷な状況が待っているだろう。結局居合わせても居合わせなくても地獄。
どちらの場合になっても運命として受け入れる覚悟を決めた。
ジーコ
いよいよワールドカップ一次予選最大の山場。オマーン戦はいつになくずっと嫌な予感がしていたけども、ジーコは「もっと信頼してくれてもいいのに」と言っている。それもそうだ。勝利を信じなくてどうする!!
全ての杞憂を払拭するゴールを決めて最終予選に進んで欲しい。(久しぶりにドイツ行きたいし!)